梅田花店

 

過日、岐阜市内で開催されました講習会に、店のスタッフが参加

受講し制作しました作品の紹介です。

 

植物の自然な姿を、人はあえて自然らしくはない形や、自然界には

ない形 に作り変えたり、好きにデザインをしたりします。

それらは植物の自然な植生に反した形 （非植性的な形） で

人が意図して創作するものであることから、装飾的 と分類される

考え方があります。

今回はそのような考えのもとで制作された作品です。

 

 

ベースに吸水性スポンジをセットすることから始まります。

次に、透明な下敷きをボール紙で作った台紙に沿って 円盤状に切り

吸水性スポンジに乗せます。

各花材の葉っぱは なるべく間引き、重い印象にならないように

留意します。　また、吸水性スポンジに花材の葉が付かない様に

よく掃除しながら挿し、軽やかさを表現します。

そして、それぞれの花材が本来持つ自然な動きや流れを活かす

ように活けていきます。

一本一本の花材の動きを大事に活かすことに留意します。

花材の茎同士は交差する場合もあります。

 

 

それぞれの花材が本来持っている自然な動きに留意し、

一本一本の花材の動きを大事に活かして花を入れていきます。

ただし入れすぎると、自然らしい動きがなくなるので注意します。

また、真中に花材を集め過ぎないようにして、作品に動きや

軽やかさを出します。

 

 

作品全体の形が自然には存在しない装飾的なものです。

とは言え、それでも一つ一つの花材を より自然な姿に表現しようと

しています。

 

高さ約２５cm×幅約３０cm

 

 

 

 

 

 

【花材】　・スプレーバラ　・ニゲラ　・マトリカリア　

　　　　　 ・リューココリーネ　・アルメリア　・リナリア　・ラベンダー
　　　　　　　
　　　　　・カスミ草（ピンク）　・パンジー　・ワイヤープランツ　

　　　　　・コデマリ　・ベアグラス

【資材】　・吸水性スポンジ（白）　

　　　　　 ・透明な下敷き　　　・ボール紙　　

　　　　　・ワイヤー（花材の茎に矯めを利かせる場合に利用）　　

【ベース】　カクテルグラス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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