梅田花店

 

日頃 教室で制作する作品は 商品性があるものも多いのですが

今回は 商品性を目指すというものではなく 枝ものの面白い使い方

を試みるレッスンでした

 

 

 

 

二十数年前ぐらいから　ヨーロピアンと呼ばれる ドイツの理論

からなるフラワーデザインが 日本のフラワーデザインの世界に

入ってきました

その中のデザインの一つにある パラレル（並行）という形体を

今回制作しました

 

 

 

 

枝や茎の形状を活かしてパラレルを形作ります

平面的なデザイン画のように 抽象的に枝や茎を使います

感覚的には “はめ込んでいく” 感じで花材を入れていきます

縦の線だけではなく 斜めの線を多用して並行を形作ります

抽象的な形にはなりますが 自然な雰囲気は感じられるものです 

 

 

 

 

作品は 比較的少ない花材でもデザインすることはできますが

今回は 吸水性スポンジの面をギリギリまでいっぱいに利用する

ような勢いで多めの花材を使いました

ぎっしりと多めの花材を使っていくことによる面白さがありました 

 

作品の高さは自由ですが　両淵には高いものをもってきた方が

比較的まとまって見えるものです 

 

 

 

 

お使いになられて よくご存じな方もおられるでしょうが

一度水分を含んだ白砂はなかなか扱いが面倒なもので

今回 最も留意したことは　ファンデーションワークであったようにも

感じたしだいです　　^_^;

 

    　５５cm×５０cm×２５cm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【花材】　・モクレン　・フリージア

【資材】　・白砂　・吸水性スポンジ

【ベース】　樹脂製トレイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　ファンデーションワークの画

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.

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